セガ「シェンムー」海外でアニメ化発表、3Dオープンワールドゲームの先がけ

「Shenmue the Animation」のキーアート。

セガのゲームソフト「シェンムー」シリーズが、「Shenmue the Animation」のタイトルでアニメ化決定。監督を「ワンパンマン」第2期を手がけた櫻井親良、製作総指揮をゲームクリエイターの鈴木裕が務め、制作をテレコム・アニメーションフィルムが担当する。

これはCrunchyrollによるオンラインアニメイベント「Virtual Crunchyroll Expo 2020」で発表された情報。アニメは全13話構成で、物語は横須賀で生まれ育った青年・芭月涼(はづきりょう)が、父の死の謎を解き明かすべく旅に出るところから始まる。Crunchyroll、カートゥーンネットワークにより提供される予定で、日本国内での放送・配信は未定だ。

1999年に第1作が発売された「シェンムー」シリーズは、昭和時代の横須賀と香港を舞台にした作品。街中で自由に行動できるなど、当時としては画期的な要素が盛り込まれており、3Dオープンワールドの先がけとして数多くの作品に影響を与えた。2018年には第1作「シェンムー 一章 横須賀」と続編「シェンムーII」を1つにまとめ、画質向上などの改良を施したPlayStation 4用ソフト「シェンムーI&II」がリリースされている。

アニメ「Shenmue the Animation」

スタッフ

原案:鈴木裕
原作:セガ
監督:櫻井親良
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム

(c)SEGA / Shenmue Project